【ワシントン時事】バイデン米大統領は17日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた国際協力の一環で、米国で緊急使用が許可された製薬3社のワクチン少なくとも2000万回分を追加で外国に供給すると発表した。バイデン政権は既に、米国で使用許可が下りていない英アストラゼネカ製ワクチン6000万回分の海外供給を決めており、今回の決定を含めると計8000万回分となる。
 新たに海外へ供給されるのは、ファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチン。アストラゼネカ製ワクチンの一部は隣国のメキシコとカナダへの供給が進んでいるが、新たに発表された3社製の供給先は明らかにされていない。
 バイデン氏は演説で「米国民の創意工夫と良識を示し、われわれの価値で世界をリードしたい」と表明。途上国などで「ワクチン外交」を展開する中国やロシアに対抗する決意を示した。 (C)時事通信社