【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は18日、新型コロナウイルスによる1日当たりの死者数が7日間の平均で546人となり、昨年3月以来、1年2カ月ぶりの水準まで下がったことを明らかにした。重症化リスクが高いとされる高齢者へのワクチン接種が進んだことが、死者数減少の背景にあるとみられる。
 米国の新型コロナによる死者数は昨年3月以降に急増。増減を繰り返した後、今年1月には1日当たり4000人を上回ったが、その後はおおむね減少している。
 今月17日の新規感染者数はピーク時の10分の1以下となる1万7724人で、昨年6月以来の低水準。ワレンスキー氏は記者団に「注意深く楽観的であるべきだ」と述べ、引き続きワクチン接種の促進に努める考えを示した。
 CDCによると、18日時点で少なくとも1回のワクチン接種を受けた米国の18歳以上の成人は、ほぼ60%に相当する約1億5500万人。65歳以上に限ると、85%近くが少なくとも1回の接種を終えている。 (C)時事通信社