【シンガポール時事】シンガポールのバラクリシュナン外相は19日、新型コロナウイルスの変異株がシンガポールで出現して脅威になっているとインドで報道されたことに反発し、「シンガポール変異株は存在しない」と否定した。シンガポールではインド変異株の流行で感染再燃に見舞われ、対応に追われている。
 インド・デリー首都圏政府のケジリワル首相は18日ツイッターで、「シンガポール変異株は子供にとって極めて危険のようだ」と指摘。侵入阻止に向けシンガポールとの航空便休止を訴えた。発言はインドの新聞やテレビで報じられた。
 これに対しシンガポール政府は報道内容を「事実無根」と否定し、「国内の感染者から見つかっているのはインド由来の変異株だ」と強調した。感染をおおむね封じ込めてきたシンガポールだが、最近は市中感染者が急増。会合を最大2人に制限し、外食や小中高の通学を禁じるなどコロナ対策を強化した。 (C)時事通信社