日立製作所など3社は21日、ゴルフ場の入場や決済に指静脈認証技術を使う実証実験を開始したと発表した。会員情報やクレジット情報とひも付けし、指一本で簡単に手続きができる。新型コロナウイルスの感染が広がる中、ゴルフは「3密」を回避できる屋外スポーツとして関心が高まっており、各社は決済などの手続きを非対面化して新たな需要の掘り起こしを狙う。
 実験は、日立がゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)、三菱HCキャピタルとともに実施。10月末まで神奈川県茅ケ崎市にある「GDO茅ケ崎ゴルフリンクス」の受付に指静脈認証装置2台を設置し、チェックインや決済を無人で行う。通常の有人受付も用意し、利用者は任意で選択できる。
 今回のシステムは、指静脈など生体情報を暗号化して登録・照合する日立のサービスを活用。同社は今後、スーパーやコンビニエンスストア、スポーツジムなどでの活用も視野に入れている。 (C)時事通信社