三越伊勢丹ホールディングス(HD)と松屋は21日、都内店舗の高級衣料品売り場を再び休業すると発表した。高級ブランド各社が東京都から「生活必需品に当たらない」と休業を要請されたことを受け、対応を改めた。休業要請の例外として認められている「生活必需品」の解釈をめぐり、各社は対応に苦慮している。
 三越伊勢丹HDは、伊勢丹新宿本店や銀座三越など都内4店舗について、23日から高級衣料品売り場を再び休業する。同社は15日に高級品を含めて衣料品売り場の営業を再開。その後、都の要請を受けて19日から宝石付きドレスなどの豪華品に限って販売を休止したが、ブランド品売り場は営業を続けていた。
 松屋は24日から銀座店の高級衣料品売り場を再休業する。
 地方店についても、営業体制を変更する。三越伊勢丹HDは愛知、福岡両県の要請を受け、名古屋三越や福岡三越など計5店舗を平日のみ全館営業。土日は食品、化粧品などを除いて休業する。
 J・フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店も、松坂屋名古屋店など愛知の2店舗と大丸福岡天神店について、同様の対応を決定。高島屋もジェイアール名古屋タカシマヤを平日のみ全館営業し、土日は食品、化粧品、婦人雑貨を除き休業する。 (C)時事通信社