厚生労働省は21日、今後の新型コロナウイルスの感染拡大に備えて都道府県が作った病床確保などの対応方針を取りまとめた。全国集計では、1日当たり最大約1万6000人の新規感染者数を想定し、約12万8000人の療養者を病床や宿泊施設などで受け入れられるようにする計画だ。
 ただ、変異株による急激な感染拡大もあり、8道府県では実際の療養者数が、病床などの確保計画を上回る事態に陥った。厚労省は全都道府県に、必要に応じて計画を見直すよう求めている。
 厚労省は3月、ピーク時の2倍の感染者が出るなど、これまでにないレベルで療養者が増えた場合に対応できる病床などの数を算出し、報告するよう都道府県に要請していた。このケースでは、一般医療の制限も想定する。 (C)時事通信社