ずっとゲームで遊ぶ子どもに渋い顔の親―。こんな光景が以前よりも増えたかもしれない。厚生労働省の21世紀出生児縦断調査で、学校がある日にもコンピューターゲームで遊ぶ小学4年生の割合は74.8%と、9年前の同世代より9.6ポイント上昇したことが、22日までに分かった。ゲームの普及が背景にあるとみられる。
 厚労省は2010年生まれの子どもが10歳となった昨年、約2万6000人を対象に調査し、92%から回答を得た。01年生まれの子どもの10歳時に行った同様の調査結果と比較した。
 登校日にテレビゲームや携帯ゲームなどで遊ぶ子どもは01年生まれでは65.2%だったが、10年生まれでは74.8%に増えた。10年生まれの子どもが遊ぶ時間を見ると、小1時は71.2%だった「1時間未満」が小4時は48.1%に低下。「1~2時間未満」が38.7%、「2~3時間未満」が9.8%にそれぞれ増えた。
 こうした状況に親の悩みも深まっているようだ。子どもの日常生活で気になることを複数回答で尋ねた結果、「テレビを見たりゲームをする時間が長い」が58.0%で、01年生まれの子どもの親の34.4%に比べて大幅に増加した。
 調査では、スマートフォンを含む携帯電話を小4時点で持たせているかも質問。10年生まれの子どもは32.8%が持っており、01年生まれ(14.4%)と比べ倍増した。持たせ始めた時期で最多だったのは、01年生まれの小4(34.0%)に対し、10年生まれは小1(31.6%)で、低年齢化も進んだ。 (C)時事通信社