【ワシントン時事】21日の米韓首脳会談でバイデン、文在寅両大統領は、マスクを着用せず一連の行事に臨んだ。4月16日の菅義偉首相との日米首脳会談では、厳重な新型コロナウイルス感染防止策が講じられたが、米国でワクチン接種が進んだことを背景に、1カ月余りで対人接触をめぐる状況が大きく変わったことを印象付けた。
 会談後、共同会見に臨んだバイデン氏は「(ワクチン供給で)進んだ能力を持つわが国は、全世界が(ウイルスから)守られるよう全力を尽くす義務がある」と強調した。会見は屋内で開かれ、演壇の距離も屋外だった日米首脳の会見より近く設定された。
 会談に先立ちホワイトハウスで催された朝鮮戦争従軍米兵に対する勲章授与式典にも、両首脳はマスクなしで出席した。
 バイデン氏にとって就任後初の外国首脳との対面会談だった4月の日米首脳会談で、両首脳は共同会見で登壇するまでマスクを着用。握手も「自粛」した。
 米疾病対策センター(CDC)は今月、ワクチン接種を完了すれば、日常生活の大半でマスク着用や対人距離の確保が必要なくなるとする新たな指針を公表した。それ以降、ホワイトハウスの行事でもマスクなどに関する規制が大幅に緩和されている。 (C)時事通信社