【ワシントン時事】米ホワイトハウスは21日、新型コロナウイルスのワクチン接種加速に向け、オンラインの大手デートアプリが協力すると発表した。ワクチン接種を終えた人に優遇や特典を提供し、利用者に接種を呼び掛ける。
 協力するのは「ティンダー」「マッチ」「OKキューピッド」などの人気アプリで、利用者は全米で5000万人超に上る。各アプリは登録者のプロフィルにワクチン接種の有無を項目として追加。接種済みの登録者からパートナーを探すことを可能にする。
 米メディアによれば、あるアプリは接種済みの登録者をパートナー検索で目立つように表示する一方、未接種の登録者には最寄りの接種場所を紹介する。ホワイトハウスの担当者は記者団に、大手アプリの調査結果として「ワクチン接種済みか接種予定の登録者は、そうでない登録者と比べ、出会いが14%増える」と説明した。
 疾病対策センター(CDC)によると、米国では18歳以上の60%強が少なくとも1回の接種を終えた。ただ、1日当たりの接種数は減少しており、連邦政府や州・自治体は接種に消極的な人への働き掛けに力を入れている。 (C)時事通信社