航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が23日、東日本大震災からの復興と新型コロナウイルス収束への願いを込め、山形市上空を展示飛行した。航空自衛隊松島基地によると、ブルーインパルスによる同市上空の展示飛行は7年ぶり。
 展示飛行は震災からの復興と犠牲者の鎮魂を願う「東北絆まつり」のプログラムの一つ。新型コロナの影響で、東北6県の祭りを集めるパレードを取りやめるなど、開催規模の大幅な縮小を余儀なくされた祭りの実行委員会が企画した。
 4機で現れたブルーインパルスは、隊形を変えながら約15分間、上空を飛行。市中心部の広場には多くの人が集まり、編隊がエンジン音を響かせながら低空飛行すると歓声を上げて手を振ったり、スマートフォンで撮影したりしていた。
 飛行を見守っていた山形県天童市の高校2年、鈴木遥さん(17)は「ブルーインパルスを初めて見て、迫力に感動した。県内でもコロナが増えて気持ちも沈んでいたが、飛んでいる姿を見て晴れ晴れした」と話した。 (C)時事通信社