【イスタンブール時事】イスラエル保健省は23日、新型コロナウイルスの感染状況が改善していることを受け、市民の行動規制の大半を6月1日から解除する方針を発表した。現地メディアが伝えた。
 レストランや商店での人数制限がなくなり、ワクチン接種済みであることを示すため入店時などに必要だった「グリーンパス」も廃止される見通し。マスクは4月中旬時点で屋外での着用は任意となったが、屋内については当面は着用を求める方針という。
 一方、変異ウイルスの流行を防ぐため、外国からの渡航制限は維持する。エデルスタイン保健相は「もし感染者が突発的に増えれば、逆戻りしなければならない」と述べ、状況の推移を注視する姿勢を示した。
 イスラエルは昨年12月から高齢者を優先する形でワクチン接種を急速に進め、50歳以上の接種率は現在92%に達している。新規感染者数は今年1月には1日で1万人を超える日もあったが、23日は12人だった。 (C)時事通信社