居酒屋大手ワタミは24日、日本政策投資銀行のファンドから資本支援を受けると発表した。優先株を発行して118億9800万円を調達、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた経営の立て直しを図る。飲食・宿泊などの企業を対象とした政投銀の新たな支援策を初めて活用する。
 ワタミはコロナ禍に伴う外出自粛や営業時間の短縮などが響き、2021年3月期の連結純損益で115億円の赤字を計上。渡辺美樹会長は14日の決算記者会見で、「これ以上融資を受けられない。融資を受けて赤字になると債務超過になってしまう」と述べ、政投銀の資本支援策を活用する考えを示していた。 (C)時事通信社