【ロンドン時事】ワクチンを打っていない人とはデートしたくない―。英調査会社ユーガブの世論調査によると、英国の成人男女の約6割がデート相手に新型コロナウイルスワクチンの接種を求める考えを示した。未接種者が差別の対象になるのではないかという懸念が広がる中、接種の有無が恋愛関係にまで影を落としている実態が明らかになった。
 ワクチンをめぐっては、米国発のデートアプリ「ティンダー」「ヒンジ」などが、接種を受けたことを証明するマークを導入。無料特典も与えるなどし、利用者に接種を勧めている。
 調査は21日、英国の成人男女4839人を対象に実施。それによれば、28%が「ワクチンを接種していない人とはデートしない」、31%が「未接種を理由に拒絶まではしないが、接種を望む」と回答した。両方を合わせると、接種が望ましいという人は59%に達する一方、「気にしない」との答えは21%にとどまった。
 相手に接種を求める割合は、男性(55%)よりも女性(62%)の方が高かった。年齢別では、年齢が高いほど相手に強く要求する傾向が見られた。
 人口約6700万人の英国では、21日までに5900万回以上の接種が行われた。 (C)時事通信社