【シリコンバレー時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は24日、アマゾン・ドット・コムによる米映画制作大手メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)ホールディングスの買収について週内にも合意に達すると報じた。買収総額は約90億ドル(約9800億円)という。新型コロナウイルス感染拡大を背景とした巣ごもり需要で動画配信サービスの競争が激化しており、映画やドラマの制作力を強化する狙い。
 実現すれば、アマゾンにとっては2017年に買収した食品スーパーのホールフーズ・マーケット(137億ドル)に次ぐ規模となる。
 MGMは、サイレント映画の時代から続くハリウッドの老舗で、1924年に発足。英国人スパイのジェームズ・ボンドが活躍する「007」シリーズを手掛けるが、コロナ禍で最新作の公開延期を余儀なくされ、経営が苦しくなっていた。 (C)時事通信社
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