【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスの感染状況を受け、米国務省が日本への渡航中止を勧告したことについて、米メディアは24日、開幕が迫る東京五輪に触れ、相次いで報じた。
 米国で東京五輪の放映権を持つNBC(電子版)は、米疾病対策センター(CDC)が「日本に行かなければならない場合は、渡航前にワクチン接種を終えるように」と求めていると紹介。国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ調整委員長が、安全な開催に自信を示していることも伝えた。
 一方、CNN(電子版)は「開催に向けて、ますますハードルが高くなった」と報道。大会中止を求める署名が35万筆集まったことや、楽天グループの三木谷浩史会長兼社長が、開催は日本にとって「自殺行為」と述べたことを挙げた。日本でワクチン普及が遅れていることにも触れ、「米国とは対照的」と伝えた。
 ブルームバーグ通信(電子版)は「大会開催への準備を国民と国際社会に納得させようとしている日本にとって、新たな打撃になる」と報じた。 (C)時事通信社