新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、東京都が築地市場跡地(中央区)に独自に設置する大規模会場について、来月8日に運用を開始する見通しであることが27日分かった。警視庁や東京消防庁の職員約6万5000人が対象で、1日最大5000人への接種を想定している。
 都は接種開始に向け、来月4日に会場でリハーサルを行う予定だ。同会場でのワクチンの打ち手の確保に向け、小池百合子知事は日本歯科医師会などに歯科医師の派遣を依頼。警察官らへの接種に関し「社会の安全を守る方々に、都として接種を行っていく」と説明している。
 都内では市区町村による高齢者の接種に加え、24日から防衛省による大規模接種が千代田区で始まった。都は東京五輪・パラリンピックの警備などに当たる警察官らへの接種を進めるとともに、7月末までに高齢者接種を終えたい考えだ。
 築地市場跡地は五輪の際、輸送車両基地として使う予定。都は他の都有施設についても接種会場として活用できないか検討している。 (C)時事通信社