日本の乗用車大手8社が28日発表した4月の国内生産台数の合計(万台未満切り捨て)は、前年同月比64.8%増の67万台だった。新型コロナウイルス感染拡大で工場の操業停止が相次いだ前年の反動で、大幅に増えた。一方、4月のトヨタ自動車の世界販売台数は、2倍超の85万9448台となり、8カ月続けて各月の最高を更新した。
 8社合計の国内生産台数がプラスとなるのは2カ月連続。全社が前年同月実績を大きく上回った。ただ、8社合計は、70万台を超えていたコロナ禍前の2019年4月の水準を下回る。半導体部品の供給不足による生産調整や工場の稼働停止を強いられるメーカーが多く、本格回復には遠い。
 海外生産の合計は約2.8倍の139万台。SUBARUの米国、スズキのインド、マツダのメキシコなどは前年実績がゼロだったため、台数が跳ね上がった。
 国内外を合わせた世界生産は約2.3倍の207万台だった。 (C)時事通信社