【ニューデリー時事】新型コロナウイルス感染拡大の「第2波」に見舞われ、ロックダウン(都市封鎖)を実施中のインドの首都ニューデリーで31日、建設業と製造業の操業再開が許可された。新規感染者の減少に伴い、貧困層が従事することが多い業種について限定的に規制を緩和した。
 ニューデリーの1日当たりの新規感染者数は、4月のピーク時は約2万8000人だったが、5月31日の政府発表によれば946人まで減少した。デリー首都圏政府のケジリワル首相は28日の記者会見で「日雇いや出稼ぎ労働者のことを考慮しなければならない」と強調。封鎖下では稼ぎ口がない人々の生活が立ち行かないことから、規制緩和に踏み切ったと説明した。
 一方、4月19日に開始され、5月31日で終了予定だったロックダウンは6月7日まで延長された。生活必需品の買い出しといった最低限の行動を除き、外出は禁止されている。延長は6度目。 (C)時事通信社