厚生労働省は31日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、公費負担の対象となる接種対象者を現行の16歳以上から12歳以上に引き下げることを決めた。同日開かれた専門部会で了承された。
 6月1日から12~15歳も無料で接種可能となり、今後接種券が届く。厚労省は混乱を避けるため、高齢者接種の進展状況などを踏まえ、送付時期を検討するよう自治体に求める。
 同社製ワクチンは2月に薬事承認されたが、当初はデータが不十分として16歳以上が対象とされた。その後海外で行われた12~15歳に対する臨床試験(治験)では安全性に問題はなかった。同社は31日に添付文書を改訂。日本での接種対象年齢を12歳以上に引き下げた。
 日本で承認された米モデルナと英アストラゼネカ製ワクチンは18歳以上が対象となっている。 (C)時事通信社