新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛や在宅勤務により、たばこを吸う同居人からの受動喫煙が増えたと考える人が33.7%に上ることが31日、国立がん研究センターの調査で分かった。喫煙量が増えたと答えたのは18.0%だった。世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」(31日)に合わせ、同センターが公表した。
 同センターは今年3月、成人男女2000人(喫煙者1000人、非喫煙者1000人)にアンケートを実施。喫煙者と同居する非喫煙者に同居人による受動喫煙が増えたかを尋ねると、3人に1人に当たる33.7%が「増えている」と回答した。同センターは「在宅勤務などで受動喫煙が増えた人が相当程度いることがうかがえる」と指摘している。
 喫煙者にたばこを吸う量の変化を聞くと、18.0%が「増えている」と回答。減った人は11.4%、変化なしは69.6%だった。増えた理由は「ストレス増」が約半数で、「職場は禁煙だが自宅は制約がない」が33.9%、「自宅では周囲の目が気にならない」が10.0%だった。 (C)時事通信社