【ロンドン時事】英政府は1日、新型コロナウイルスによる1日の死者がゼロだったと発表した。昨年3月のコロナ流行以降では初めて。多い時期には1000人以上が亡くなる日もあったが、ワクチンの迅速な普及に成功したことで状況は大きく好転した。
 英国は他の先進国に先駆けて昨年12月8日からワクチン接種を開始。複数の種類のワクチンをいち早く確保したほか、医療従事者にこだわらずに打ち手をそろえるなどし、大規模な接種体制を整えた。
 これまでにワクチンを少なくとも1回接種したのは人口全体の約6割に当たる約4000万人。2回の接種を終えた人も約4割の約2600万人に上る。死者ゼロはワクチンの効果を示したものといえそうだ。
 一方、1日の新規感染者は3165人。感染力の強いインド変異株がまん延しており、感染第3波の懸念も浮上している。 (C)時事通信社