東京都が東京五輪・パラリンピックで、熱中症などで体調不良を訴えた観客らの状態を医師が映像で確認し、対応を指示する仕組みを検討していることが3日、分かった。医師1人が遠隔で複数の救護所を担当できるようにし、大会運営に必要な医師数を抑える考えだ。
 当初は各救護所に医師と看護師を配置する計画だったが、新型コロナウイルスのワクチン接種などへの対応で医療現場が逼迫(ひっぱく)する中、医師の確保は難しい状況だ。
 そこで都は、医師が離れた場所から通信端末を使って患者の様子を映像で確認する仕組みを検討。救護所に常駐する看護師が応急手当てを行い、医師は患者の容体に応じ病院への救急搬送などを指示する案が浮上している。 (C)時事通信社
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