日本自動車工業会は3日、次回の東京モーターショーを2023年に開催すると決めた。今年10月に開催する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で初の中止に追い込まれていた。豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は記者会見で、「久しぶりに人が集まれるビッグイベントになるのではないか」と、来場者を入れた開催に期待感を示した。
 50年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする政府目標を踏まえ、次回モーターショーのテーマは「グリーン&デジタル」。豊田会長は「中長期的なメッセージになる」と語った。
 脱炭素化に向けて政府が燃料電池車(FCV)用水素ステーションなどの整備を加速する方針を決めたことに関しては、「設置数だけを目標にすると全体の稼働率が非常に低くなる」と指摘。自動車メーカーが全地球測位システム(GPS)で得たデータを活用することで、「FCVや電気自動車(EV)が集まる場所のインフラを優先的に整備できる」と官民協調の重要性を訴えた。 (C)時事通信社