【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は3日に発表した声明で、これまで欧米と比べ抑えられていたアフリカでの新型コロナウイルス感染が急拡大するリスクが強まっており、脆弱(ぜいじゃく)な医療体制を即刻拡充する必要があると警鐘を鳴らした。
 WHOによると、アフリカ全体の感染者数は過去2週間で20%増加。過去1週間で30%超増加した国も8カ国に上る。ウガンダでは先週、前週比で131%増加した。
 モエティWHOアフリカ地域事務局長は、他国が子供へのワクチン接種も視野に入れる中、アフリカでは高リスク集団への2度目の接種もできない状況だとして、接種が進んでいる国々に対し「ワクチンを供与し、アフリカの最も弱い人々が重症になるのを防いでほしい」と呼び掛けた。 (C)時事通信社