丸川珠代五輪担当相は4日の閣議後の記者会見で、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が東京五輪について「こういう状況で何のためにやるのか」と懸念を示したことに関し、「(感染対策の)一つ一つの積み重ねが、本格的に社会を動かしていくときの知見になると確信している。どのように社会を動かしていけるかをシェアできたら安心安全につながり、次のステップへ進んでいけたらという思い」と述べ、開催の意義を強調した。
 丸川氏は「われわれはスポーツの持つ力を信じて今までやってきた。全く別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいと実感する」と理解を得る難しさも口にした。
 丸川氏はまた、五輪閉会式のある8月8日に計画されていた菅義偉首相主催のレセプションが、感染防止のため中止されることを明らかにした。 (C)時事通信社