【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は7日付で、米国立研究所が昨年5月、新型コロナウイルスが中国・武漢ウイルス研究所から流出したという仮説は妥当であり、追加調査を行う価値があるとする報告書をまとめていたと報じた。トランプ前政権はこれを基に、新型コロナの起源をめぐる調査を行ったという。
 機密指定されている同報告書を作成したのは、西部カリフォルニア州にあるローレンス・リバモア国立研究所。報告書の内容を知る関係者によると、新型コロナの全遺伝情報(ゲノム)解析を基に分析した。
 関係者は、この報告書が武漢研究所流出説に対するさらなる調査を強く主張する内容だったと指摘した。国務省当局者は昨年10月下旬に報告書を受け取り、追加の情報を要求したという。 (C)時事通信社