東京商工リサーチが8日発表した5月の企業倒産件数(負債額1000万円以上)は、前年同月比50.3%増の472件だった。前年に大幅減少した反動で11カ月ぶりに増加したが、政府の資金繰り支援により、5月としては前年に次ぐ過去2番目の低水準となった。一方、新型コロナウイルス禍に関連した倒産は高止まりしている。
 倒産件数の大幅増加は、1度目の緊急事態宣言が発令されていた前年5月、破産などの法的手続きを担う裁判所や弁護士が業務を縮小したことによる大幅減の反動。負債総額は、大型倒産が発生したため前年の約2倍の1686億6400万円となった。 (C)時事通信社