新型コロナウイルス感染拡大を契機に広まったオンライン飲み会だが、1年前と比べた結果、「新しい飲み会」として定着したとは言えない実情が民間調査で分かった。経験者の3人に2人が、感染収束後は「したいと思わない」と回答。「飲み会はやはり顔を合わせて」という志向がうかがえる。
 調査会社の日本トレンドリサーチが5月26、27日、20歳以上の男女計900人を対象にアンケートを実施。別の回答者を対象にした昨年5月の調査結果と比較した。
 「今年4月1日からオンライン飲み会をしたことがある」と回答したのは15%で、昨年とほぼ同じだった。経験者のうち、昨年は65.2%が「収束後もオンライン飲み会をしたい」と答えていたが、今年は「したいと思わない」が同じ65.2%と逆転した。
 飲み会の相手(複数回答)は、「遠くに住む友人」が最多の57.0%で、昨年比4.1ポイント増加。「職場・仕事関係の人」(36.3%)も同8.8ポイント増えた。一方、「近くに住む友人」(26.7%)は10.3ポイント減少した。
 昨年と比較した頻度については、「増えた」が36.3%、「減った」が30.4%。増減それぞれの理由には「昨年と状況が変わらないため、飲み会の仕方を変えていくしかない」「リアルとはあくまでも別」などが挙げられた。 (C)時事通信社