【ワシントン時事】米政府は10日、新型コロナウイルスのワクチン5億回分をファイザー社から購入し、向こう1年間で世界に供与すると明らかにした。11~13日に英国で行われる先進7カ国首脳会議(G7サミット)を前に、コロナ収束への取り組みを主導する姿勢を示した。
 ホワイトハウスによると、1国のワクチン供与としては過去最大。2億回分は年内に、3億回分は来年6月までに提供する。国際共同調達制度「COVAX(コバックス)」を通じ、途上国など92カ国とアフリカ連合に配分する。
 英国入りしたバイデン大統領が10日に記者発表し、ワクチンの世界的供給に向け各国に「役割を果たすよう」呼び掛ける。米メディアによると、ワクチンはファイザーが「非営利価格」で提供し、発表には同社のブーラ最高経営責任者(CEO)が同席する見通し。 (C)時事通信社