東京五輪・パラリンピック組織委員会は11日、五輪で海外から来日する選手や関係者の大会中の新型コロナウイルス新規陽性者が1日あたり7.7人になるとの試算を公表した。選手と関係者を合わせて7万7000人が来日するとの前提で、国内関係者や観客の感染については試算に含まれていない。組織委が東京都内で開いたコロナ対策の専門家会合後に明らかにした。
 国内で実施されたテスト大会での感染状況などを試算の根拠とした。大会時の海外関係者の入院者数はピーク時で11.7人に達すると予測され、宿泊療養者数は同57.6人。ワクチンを接種しない条件での試算であるため、実際はこの数字よりも大幅に減る可能性があるとしている。 
 組織委によると、五輪チケットは約42%に当たる500万枚弱が販売済み。都内の観客数はピーク時の7月31日で22万5000人になると想定されるが、観客による人出の増加は学校の夏休み期間で減少が見込まれる通学者の人出よりも少ないとのデータも示された。(C)時事通信社