【パリ時事】テニスの全仏オープンの主催者は11日、パリのローランギャロスで行われた男子シングルス準決勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)―ラファエル・ナダル(スペイン)の観客に対し、新型コロナウイルス感染防止のためフランス政府が夜間外出禁止としている午後11時以降の観戦を特例で認めた。試合は同11時20分に終了した。
 第4セット開始前の午後10時40分ごろ、「当局と合意の上、観客は最後まで観戦できることになった」とセンターコートで場内アナウンスが流れた。客席からは「ありがとう、マクロン」とフランス大統領に感謝する声が上がった。
 ジョコビッチは試合後の記者会見で、「制限がなくなったのはとてもうれしかった。忘れられない夜になった」と語った。 (C)時事通信社