東京五輪の聖火リレーに代わるイベントが14日、マラソンなどの会場となる札幌市内で行われた。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が20日まで延長され、当初予定していた公道でのリレーは中止。代表ランナーがトーチから聖火皿に点火する形に簡素化し、無観客の会場で聖火をともした。 
 代表となった中学2年生の湯川総夢さん(13)は「走れなかった方の分も火をつけることができてうれしい。(イベントが)開催されたことに感謝したい」と話した。
 五輪本番で札幌市は、大通公園を発着点とした周回コースでマラソンと競歩、札幌ドームで男女のサッカーが予定されている。新型コロナ感染者数はピーク時より減ったものの、収束は見通せない状況。イベント会場の北3条広場「アカプラ」を通りかかったパート従業員の女性(62)は「選手の方は頑張っているし、開催されればうれしい。ただ、今の感染状況だと難しいのでは」と話し、予定通りに実施できるかを心配していた。
 北海道では、13日にも白老町で同様の聖火イベントが開催された。(C)時事通信社