【ロンドン時事】ジョンソン英首相は14日、記者会見し、21日にイングランドで予定されていた新型コロナウイルス規制の事実上の全面解除について、7月19日まで延期すると発表した。変異株が広がり、新たな感染が増えている。政府は感染抑止を目指し、1カ月の「猶予期間」の間に国民へのワクチン接種を一層加速させる。
 英政府は3月からイングランドのロックダウン(都市封鎖)段階的緩和策を進めており、今月21日にはほぼ全ての社会的規制がなくなる予定だった。
 しかし、感染力の強いデルタ株(インド型)の影響で減少傾向だった新規感染が反転。医療機関への負担増大を回避するため緩和延期が必要と判断した。これにより、世帯間交流の人数制限やナイトクラブの営業停止といった既存の規制は来月まで続くことになる。 (C)時事通信社