第204通常国会は16日午後、150日間の会期を終え、閉幕する。政府・与党は菅義偉首相肝煎りのデジタル改革関連法などの成立を果たす一方、新型コロナウイルス対応や「政治とカネ」の問題で批判を浴びた。コロナ感染の収束はなお見通せず、残る課題は秋以降に持ち越される。
 自民党の森山裕、立憲民主党の安住淳両国対委員長は同日午前、国会内で会談。20日に期限を迎える緊急事態宣言の扱いについて、衆参両院の議院運営委員会を17日に開き、政府から説明を聴取することで一致した。安住氏は首相の出席を要求したが、森山氏は難色を示した。
 安住氏はコロナ対応を議論するため定期的な閉会中審査の開催を求めた。森山氏は「必要性は認識している」と応じ、来週改めて協議する。
 これに先立ち、野党は国対委員長会談を開催。与党が閉会中審査を受け入れなければ、憲法53条に基づく臨時国会召集を求めていくことを申し合わせた。 (C)時事通信社