第204通常国会は16日、150日間の会期を終え閉幕した。新型コロナウイルスの感染状況が政局の行方を左右する状況は変わらず、野党は切れ目ない対策を主張し会期延長を要求したが、与党は応じなかった。焦点は7月4日投開票の東京都議選と、9月にも行われる衆院解散・総選挙に移り、与野党は準備を本格化。菅義偉首相は、政権の浮沈が懸かるコロナ対策に全力を挙げる。
 感染収束の鍵を握るワクチン接種について、首相は10~11月完了を目指して作業を加速させる。16日、首相官邸で関係閣僚と協議した後、記者団に「地域ごとにしっかり対策を行い、ワクチン接種を進め、感染防止に努めていきたい」と語った。 (C)時事通信社