今夏の東京パラリンピックに臨む日本選手団への新型コロナウイルスワクチン接種が17日に始まり、選手団長を務める日本パラリンピック委員会(JPC)の河合純一委員長らが首都圏の医療機関で受けた。
 河合団長は「一般の医療体制に影響を及ぼさないことを大前提としている今回の接種は、日本社会全体の感染防止や、安全安心な東京大会の開催につながる」と意義を強調し、「選手たちからも、これで安心して練習や競技ができるとの声を聞いている」とコメントした。東京五輪の日本選手団は今月1日から本格的に接種がスタートしている。
 ワクチンは、米ファイザー社から国際オリンピック委員会(IOC)を通じて無償提供されたものを使用。日本障がい者スポーツ協会医学委員会の委員らが携わり、希望者に投与する。
 計画では、選手と接触する可能性がある関係者を含めて最大約600人と見込んでおり、開幕1カ月前に相当する7月下旬までに2回の接種を終える見通し。 (C)時事通信社