東京大大学院の仲田泰祐准教授らの研究チームは17日、東京五輪の会場に来た観客らが帰りに飲食店に立ち寄るなどした場合、都内の新型コロナウイルス新規感染者が10月には1日最大約120人増えるとの試算を公表した。会場から直帰する割合が高くなるほど増加数は抑えられた。
 試算では、6月第4週から12週間かけて経済活動・人出が昨年2月の水準に戻ると仮定し、インド型変異株の割合は7月末に3割、8月末に6割になるとして新規感染者数を算出。その結果、10月第2週にピークを迎え、1226人となった。
 一方、予定通り東京五輪が7月23日~8月8日開催され、1日平均で約18万人が会場を訪れるとした場合の感染者数は、直帰率が2割だと1350人で、124人増えた。5割だと1300人、8割なら1260人だった。 (C)時事通信社