【ワシントン時事】米連邦最高裁は17日、オバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)は違憲だとして南部テキサス州などが廃止を求めた訴訟で、原告の訴えを棄却した。同制度を基に医療保険の拡充を目指すバイデン政権にとって追い風となる。
 訴訟はトランプ前政権が全面的に支援していた。バイデン大統領は声明で「この法律の恩恵を受ける全ての米国民の大勝利だ」と歓迎した。
 最高裁は、個人の保険加入を義務付けるオバマケアの条項を違憲とした原告側に対し、違憲性そのものには踏み込まず、「原告は法的損害を証明できていない」と棄却の理由を述べた。最高裁は保守派6人に対しリベラル派3人の陣容だが、トランプ前大統領が昨年指名した保守派バレット判事を含む7人が判決に賛成した。 (C)時事通信社