運転開始から40年を超え、23日に再稼働する予定の関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)について、福井、京都、滋賀3府県に住む9人が21日、運転差し止めを求める仮処分を大阪地裁に申し立てた。住民側は「耐震性に不安がある老朽原発を稼働させてはならない」としている。
 住民側は「3号機周辺に複数の活断層があり、地震発生の危険がある」などと主張。災害時の避難計画が屋内退避などを求めていることに触れ、「新型コロナウイルス流行下では大規模な集団感染の恐れがある」と訴えている。
 住民側代理人の井戸謙一弁護士は記者会見し、「仮に再稼働しても早期に止める必要があるため争点を絞り込んだ。速やかな審理を裁判所に要請していく」と述べた。 (C)時事通信社