旭川医科大(北海道旭川市)の学長選考会議は22日、新型コロナウイルスをめぐり不適切発言したとされる吉田晃敏学長の解任を萩生田光一文部科学相に近く申し出ることを決めた。学長について、同大の解任規定の「職務上の義務違反」などに当たると認定した。
 旭川市内で記者団の取材に応じた選考会議関係者は「吉田学長のいびつなガバナンスを長期間放置した結果、学生や市民に失望感を与えた」と強調。解任理由について、新型コロナ患者に対する不適切な対応のほか、職員に対するパワーハラスメントや執務時間中の飲酒などを挙げた。
 問題を受け選考会議はこれまで、学長の解任可否を検討。一方、吉田氏は萩生田文科相に辞任届を提出した。 (C)時事通信社