日本医師会の中川俊男会長は23日の定例記者会見で、東京五輪の観客数上限が1万人と決まったことについて、「1万人は決して少なくはない」と述べ、大勢の観客が競技会場に移動することが新型コロナウイルスの感染を広げるリスクになるとの懸念を示した。
 中川氏は「感染者数が(五輪期間中に)急増して緊急事態宣言になれば、無観客になるのかなと思っている」と指摘。感染状況について「緊急事態宣言を解除する前の人流増加は著しく、リバウンド(感染再拡大)の可能性は非常に高い」と危機感を示した。 (C)時事通信社