陸上自衛隊と米陸軍による共同訓練「オリエント・シールド21」の開始式が24日、陸上自衛隊伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市)で開かれた。鹿児島県・奄美大島に米陸軍の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)部隊を初めて展開するなど、7月9日まで国内各地で実動訓練を行い、日米の連携強化を図る。
 訓練には陸自と米陸軍から過去最大規模となる計約3000人が参加。北海道の矢臼別演習場では、米陸軍の高機動ロケット砲システムHIMARS(ハイマース)と陸自の多連装ロケットシステムが国内で初めて共同射撃訓練を実施する。奄美駐屯地では、米陸軍のPAC3と陸自の中距離地対空誘導弾の部隊がシミュレーターによる共同訓練を行う。
 23日に饗庭野演習場(滋賀県高島市)で別の訓練中に迫撃砲弾1発が誤って場外に着弾したことを受け、同演習場で予定されていた実弾射撃訓練は中止する。 (C)時事通信社