日本チェーンストア協会が24日発表した5月の全国スーパー売上高は1兆1201億円となり、既存店ベースで前年同月比2.9%増加した。前年同月を上回るのは3カ月連続。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言で、外食を控える動きが続き、食料品が堅調だった。
 5月は宣言延長などで「巣ごもり」消費が続き、食料品は前年同月比0.5%増となった。また、遠出を避けて近場でのレジャー需要が高まっており、キャンプやスポーツウエアなどアウトドア用品が好調だった。
 一方、衣料品は在宅勤務の急増などで売り上げが急減した前年と比べ、スーツなどビジネス向けを中心にやや持ち直したが、まだ例年並みの水準は回復していない。同協会は「感染者数は足元で下げ止まっており、巣ごもり需要はしばらく続く」とみている。 (C)時事通信社