任期満了に伴う東京都議選(定数127)が25日に告示され、42選挙区に271人が立候補を届け出た。東京五輪・パラリンピック開催をめぐる対応や新型コロナウイルス対策などを争点に、激しい論戦が交わされそうだ。各党は秋までに行われる衆院選を見据え、国政選挙並みの態勢で首都決戦に臨む。投票は7月4日で、即日開票される。
 立候補者数は259人が届け出た前回を12人上回った。定数2の小平市選挙区で、自民、立憲民主両党の候補者が無投票当選を果たした。都議選での無投票は1963年以来58年ぶり。また、都選挙管理委員会によると、女性として届け出た人数は74人で、過去最多を更新した。
 4年前の都議選で、小池百合子知事が率いた「都民ファーストの会」は、追加公認を含めて55議席を獲得し、第1党に躍進。一方、自民は過去最低の23議席にとどまり、歴史的大敗を喫した。今回は、自民が議席を回復して公明党と合わせて過半数を奪還できるかが焦点。都民ファがどの程度勢力を維持するかも注目される。選挙結果は、菅義偉首相の解散戦略や健康不安が表面化した小池氏の求心力に影響を与えそうだ。 (C)時事通信社