福岡県の服部誠太郎知事は28日午前、新型コロナウイルス対策で同県に発令中の「まん延防止等重点措置」の解除を同日中にも政府に要請する考えを示した。県庁内で記者団の取材に答えた。病床使用率などが改善している状況を踏まえた。
 県は28日までに、県内の感染状況について専門家や医療関係者へのヒアリングを実施。市町村の意見なども踏まえ、解除要請に向けて検討する方針で、服部氏は「本日中にも西村康稔経済再生担当相と協議を行いたい」と述べた。
 県は、まん延防止等重点措置の解除要請の目安として、病床使用率と重症病床使用率がともに20%未満の「ステージ2」以下となることを掲げている。23日以降はこの基準をクリアしており、服部氏は同日、「予想以上に落ち着いている」として週明けに解除要請の可否を判断すると述べていた。
 政府は緊急事態宣言の解除後、21日から東京、福岡など7都道府県を宣言に準じた重点措置に移行。福岡県では福岡、北九州、久留米3市を対象に飲食店への営業時間短縮要請などを行っている。期限は7月11日まで。 (C)時事通信社