三重大病院の医療機器納入をめぐる汚職事件で、贈賄罪に問われた医療機器メーカー「日本光電工業」(東京都新宿区)元社員3人の判決が28日、津地裁であり、四宮知彦裁判長は下村篤司被告(48)に懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)、部下だった2人に各懲役10月、執行猶予3年(求刑各懲役10月)を言い渡した。
 四宮裁判長は、3人が仲介業者への値引き販売を利用して賄賂の資金を捻出した手口を「手が込んでいて悪質」と非難。「自社の利益を優先した犯行は非難を免れない」と述べた。
 判決によると、3人は2019年8月、自社の生体情報モニター納入で便宜を図ってもらう見返りとして、同病院臨床麻酔部元教授の亀井政孝被告(54)=第三者供賄罪などで起訴=が代表理事を務める団体の口座に、現金200万円を振り込んだ。 (C)時事通信社