日本の乗用車大手8社が29日発表した5月の国内生産台数の合計(万台未満切り捨て)は、前年同月比64.1%増の47万台となった。新型コロナウイルスの影響で生産が減少した前年の反動で大幅に増えた。プラスは3カ月連続。ただ、半導体部品の供給不足で生産停止が広がり、本格回復には至っていない。
 国内生産の水準としては、70万台を超えていたコロナ禍前の2019年5月を大きく下回っている。半導体不足の影響を最も受けたホンダは8社の中で唯一の前年割れ。鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)で5日間、埼玉製作所(埼玉県狭山市、寄居町)で6日間稼働を止めたため、前年比半減となった。同社は「6月以降は生産を停止していないが、状況は流動的だ」(広報担当)としている。 (C)時事通信社