福島市は29日、使用済みの注射器で新型コロナウイルスワクチンを1人に接種するミスが起きたと発表した。C型肝炎患者への接種に使われた後だった可能性もあり、受けた人にB・C型肝炎ウイルス検査を実施し、経過を観察する。
 市によると、医療機関が28日、高齢者施設で24人に訪問接種した際、15人目に針を刺した後、薬液が入っていないことに医師が気付いた。本数を確認したところ、使用済みと分かった。接種済みの14人の中にC型肝炎患者が1人いた。
 使用後の注射器を廃棄分としてケースに移す際、誤って1本だけキャップを付けたため、未使用分と取り違えたという。 (C)時事通信社