東京都は29日、新型コロナウイルスの危機管理対策会議を開き、繁華街での見回りや「路上飲み」対策を強化することを決めた。都内の感染は再拡大しており、都幹部は飲食店の酒類提供について「(国指標の)ステージ4が視野に入った場合は全面的に停止する」との方針を改めて示した。
 会議では、変異株や人出の増加により感染が拡大する一方、ワクチン接種の進展で新規感染者に占める高齢者の割合や重症者数が減少していることなどが報告された。
 会議後の記者会見で、黒沼靖総務局長は「感染状況の中身が変わってきており、医療提供体制の負荷が顕著にはなっていない」と指摘。飲食店に対する酒類提供停止や国に対する緊急事態宣言発令の要請について、もうしばらく状況を見極めた上で判断する考えを示した。 (C)時事通信社