名古屋市ですし店を展開する東鮓本店と和菓子を製造販売する不朽園は、東鮓本店サカエチカ店(名古屋市)で、すしと和菓子のセットメニューの提供を7月1日から始めた。両社はいずれも老舗で知られるが、新型コロナウイルスの影響で客足が伸び悩む。コロナ禍を乗り切ろうと、初のコラボレーションが実現した。期間は1カ月。
 セットメニューでは、東鮓のすしに不朽園のもなかを組み合わせて提供。もなかは客自身があんこを皮にはさんで作る「手詰め最中」で、飲食店内のデザートとして同社の製品を出すのは初めてという。
 東鮓は1869年、不朽園は1927年にそれぞれ創業。両社は他社と事業を行うことはほとんどなかったが、両社の取引先の愛知銀行が「老舗のプライドを捨てて客に喜んでもらえる企画が必要ではないか」と提案し、コラボに至ったという。 (C)時事通信社